詩
□センチメンタル
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満月が、寂しくて
私の心は、いつにも増して凍えきっていて
ふと、涙がこみ上げてきた
何をする気にもなれなくて
何をしたいとも思えなくて
無気力さに、涙がでた。
どうして?
勝手に入ってきたモノに
閉ざしていた心を掻き回されたよう
誰にも真実を見せることなく
殻に籠もっていた
寂しくなった?
悲しくなった?
・・・・違う
気づいて、欲しかったんだ
本当の私に
私が本当は何をしたいか
聞いて欲しかったんだ
そして、受け入れて欲しかった
そうだ、私は
受け入れて欲しかったんだ。
でも、隠したままじゃ、受け入れてもらえない
だから、泣いた。
隠すことしかできない、自分の弱さに