詩
□そら
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寒い、冬
ふと見上げた空が、昨日より暗くなっていて
その暗さがどことなく私の気分を下げた。
はいた息が、白くなる。
この空の暗さも、この息の白さも
いつか頂点に達したあと、なくなっていくのだろう
毎日見上げる空が明るくなり始めた時
息が、白く染まらなくなった時
私は早すぎる春の近づきを実感するのだろうか?
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