ブリーチ小説

□願い
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願い



愛してる・・・
ただ、そう、言いたかった。





「婚約が・・・、決まったんだ」

電話口でささやく彼が、ひどく遠くかんじた。

何ていったんだろう・・
私には、分からなかった。


「お前を、護るって、約束したのに・・・。ごめんな・・」



ああ、そうだ。彼は、約束してくれたんだ。私を、護る、と。



「俺、結局、誰も護れちゃいねーんだ。偉そうなこといって、お前一人、護れない・・」



そんなことはない。あなたは、何時も、私を救ってくれていた。
謝らなければならないのは、私の方だ。酷い言葉で、傷つけて。

なのに、あなたはそんな私を抱いてくれた。『愛している』と、そう言ってくれた。



「今さらだけど、お前のこと、愛してた。お前が、俺のこと、利用していただけだとしても。好きだった・・・。さよなら、ルキア。幸せになってほしい」






電話が切れた後も、ずっと、携帯を握りしめていた。
ツー・・・と、涙が零れ落ちる。



「・・・一・・護・・」



利用してたんじゃ、ないの。
あなたの、そばに、居たかったの。

傷つけて、ごめんなさい。酷いこと言って、ごめんなさい・・



愛してるの
あなたの、そばに、居たいの・・。




「一護・・・」


どうか、私を罰して下さい。






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜えっと、続きません;
おそらく、数年後の二人です。本当は両想いだけど、ルキアさんの愛している人は海燕さんで、自分はだたの身代わりだと思い込んでいる一護さん。という話?ですかね。

なにせ、二年ほど前のなので自分でも覚えてない。駄目ですね〜。

長編の一部だった気がするのですが、思い出せないので、続きはなしです。

お馬鹿な管理人です。ごめんなさい!

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