神の戯れ
□第1話
1ページ/4ページ
最近眠りから覚めて地上に来て1年。
『何でアイツが見つかんないわけ?』
(アイツとはフェアローレンの事ね)
やっぱり未来予知した方が見つかるの早いかな?でもそれじゃあ、つまんないし…。
『どうしよっかなぁ〜』
ここは地道に士官学校に通うか。
(少し省きます(泣))
――――――――――
―――――――
試験当日
『(多分というか絶対飽きると思ったから、編入するのを一週間前にしたんだけど……
一週間前で正解かも。すぐに飽きた…。 やっぱり人間ってつまらない。)』
そう心の中で思っているうちに試験会場に着いた。どうやらテイト=クラインと同じ会場らしい。彼は元奴隷だと聞くが、まぁ関係ないけどね。
試験内容は囚人を倒すことらしいが
見るからに弱そうと思うのは、私だけかな?
弱いというより…頭悪そう(笑)
こんな少々失礼な事を考えていると
「へへっ…ビビるなよ。あんなの先コーが作った訓練用の幻術だろ?」
と名も知らぬ少年が囚人に言いながら石を投げたが、現実はそう甘くはなく
「ほう…今年のガキは威勢が良いな。楽しましてくれよぉぉぉ」
囚人は左目をギロリと睨みながら生徒たちに言った。
『ふぅ・・・。』
みんな本物だ!!と叫んでいるが、正直早く始めよ?私暇なんだけど…。
「ほらほら、今まで学んだことをちゃんと応用して皆で力を合わせないと…本当に殺〈ヤ〉られてしまいますよ?」
女性の試験官が蔓延の笑みで言った。
「それでは 試験開始!!」
.