暁ナル

□癒しの果て…
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この状況はなんなんだ。

「………、」

「やあ、ナルト君。」

「よう、ナルト、うん!」

「そんなとこ突っ立ってねぇで早く入れよ!」

「金を出したなら入れ。もとを取れ。無駄遣いをするな。」

「ナルト君、体が冷えてしまいますよ。」

「……お、」

「お?」

煙っていてもよく解る。

「おおお前らこんなとこで何やってんだよ!?」

今、ナルトの目の前には暁のイタチ、デイダラ、飛段、角都、鬼鮫がいる。

「…何って。」

全員素っ裸で。

「見りゃ解んだろ?」

木ノ葉の里の温泉に。

「温泉に入ってるんだ、うん!」

さも当たり前の様に。

「鬼鮫は魚介類だから水風呂だがな。」

湯(と水)に浸かっている。

「…酷いですよ、イタチさん…、」

「ここは木ノ葉だぞ!?」

ぶったまげてナルトが声を上げれば、その質問に飛段が答えた。

「あー?だから?」

それが何だよ?と言うように。

「だ、だ、だからじゃねぇってば!お前ら敵!ここ、木ノ葉!」

「細かい事は気にするな、うん!」

「どこが細かいんだよ!え?ことは重大だってばよ!」

「小僧、ギャーギャー喚くな。」

「喚きたくもなるってば!」



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