ナルト総受け
□僕のもの
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「…何あれ!?」
「あ、お久しぶりですカカシ先生。長期任務から帰ってきたんですか?」
「そうだけど!そんな事より何よあれ!?」
「…ナルトとヤマト隊長?」
「そう!何でナルトがテンゾ…、ヤマトに膝枕されてんのよ!?」
1年の長期任務を経て木ノ葉に帰って来たカカシ。
後回しにしたい報告書を提出し、綱手に挨拶を済ませ愛しい子の気配を張り巡らせた。
すぐさま演習場の方に気配を感じ取りすっ飛んで来たカカシの目先には…、
木の木陰の下で後輩ヤマトの膝枕でスヤスヤと寝息をたてるカカシの想い人ナルト。
「あー…、あの二人、」
サクラは言いにくそうに頬を掻いた。
「何!?なんなの!!はっきりしなさいよサクラ!」
(凄い剣幕ねカカシ先生…、はあ…。)
「…えっと、噂ですけどね、あの二人付き合っ…、」
「テンゾォォー!!!」
サクラが言い終わらない内にものすごい勢いで二人の方に向かって行くカカシ。
呆れた様子で見ているサクラは呟いた。
「…いつかこんな日が来ると思ったわ…、カカシ先生がライバルなんてヤマト隊長も大変ね…。」
止めに行かないと駄目かしら。
などと考えつつも内心どんな修羅場に
なるのかとワクワクしながら皆の元へ向かうサクラであった。
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