ナルト総受け
□喜怒哀楽
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【サイ、ナルトのマネをする】
「ナルト」
「何だってば？」
「今日は良い天気だってばね」
「…は？」
「だから良い天気だってばね」
「いやいやいやいや！」
「何だってば？」
「それはこっちの台詞だってば！」
「どうしたんだってば？」
「どーしたじゃねぇよ！それ何の真似だってば！？」
「何がだってば？」
「それだよ！それ！」
「それって何だってば？」
「だからそれだよ！」
「解らないなぁ」
「だあああ！だから！その口調は何だって聞いてんだ！」
「ああ。マネだよマネ」
「何でマネすんだよ！」
「本に、モノマネをすると人気者になれるって書いてあったんだ」
「…人気者…。お前人気者になりたいのかよ…？」
「人気者って言うか、ナルトに喜んでもらいたくて」
「はぁ…？」
「モノマネすると人を笑わす事が出来るんだろう？」
「笑わすって言うか…何かサイがやると笑えねぇな」
「何でだってば？」
「…止めろって」
「可笑しいな、似てないってば？」
「似てるかどうかは解んねぇけど…何かムカつく」
「僕的には上出来だと思うってばよ」
「サイ君、止めて」
「似てないの？」
「ムカつく」
「可笑しいなぁ…
何でだってば！？」
「え、ちょ、サイ？」
「似てるって言ってほしいってば！」
「な、何だよ、急に声荒げて…、しかも無表情って」
「俺ってばうずまきナルトだってばよ！」
「…、」
「螺旋丸！味噌チャーシュー！」
「…お前バカにしてんだろ」
「自分の忍道は曲げねぇ！」
「…恥ずかしいんだけど…」
「これも駄目？ちょっと怒ったナルトなんだけど」
「…もう止めて」
「じゃあ次は」
「もう良いから！」
「俺ってばサイが大好きだってばよ！…僕もだよナルト」
「おいいい！勝手な事言うな！最後のは何！？」
「次は哀しんでみようか」
「もう止めろっての！」
「うぅ…、サクラちゃんにフラれたってばよぉ」
「…おい」
「ペチャパイのくせにひでぇってばよぉ」
「俺はそんな事言わねぇ！大体サクラちゃんに失礼だってば！」
「サクラちゃんってば、ばあちゃんに似て怪力なのに何で胸はペタンコなんだってば？」
「知らねぇよ！」
「サクラちゃんのペチャパイー！馬鹿力ー！」
「お前いい加減に」
「ナルトー！！！」
「ひいっ！さ、サクラちゃんっ！」
「何よ今の！そんな風に思ってた訳！？」
「違っ、今のはサイが！」
「僕は知らないよ」
「と、惚けんなー！お前だろ！」
「何サイの所為にしてんのよ！今のはあんたの声だったわ！」
「違っ、サイがっ」
「最低だわ！」
「本当に俺じゃないんだってば！」
「問答無用ー！」
「いや、本当に俺じゃ、止め」
「しゃーんなろー！！」
「ぎゃあああああ！！」
「ふんっ！」
「モノマネって面白いね」
「ちっとも面白くねぇ！！覚えてろサイー！！」
END
またもキャラ崩壊…
2010.6.4