カカナル
□桃色の片思い
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「意味わかんねぇ事言うなってば!」
「…ナルト、どうなってるの?」
別れた筈じゃなかったのか。
「…こら、カカシ先生離れろってば!」
カカシに注意をしてから実は、とナルトは話始めた。
サクラに別れ話をした後、ナルトはすぐにカカシに会いに行ったそうだ。
そして別れ話を切り出したら、カカシは嫌だと言ったらしい。
浮気してるくせに何故だと問いただせば。
「浮気なんかしてないよ!」
「嘘だ!俺ってばカカシ先生が女の人と居るところ何回も見たんだってば!」
「違うよ!あれは浮気じゃない!それに女じゃないの!」
「…じゃあ相手は女装した男なのかよ!?」
「だから違うの!あれば俺なの!」
「………は?」
カカシの言葉に衝撃を受けた。
「…何意味わかんねぇこと、」
「だって!」
「…何だってばよ、」
「ナルトがサクラと仲良いから…、付き合ってるのは俺なのに!」
お前たちがそういう仲じゃない事は知ってたけど、先生もナルトにヤキモチ焼いてもらおうと思ったの!
「………は、」
「だからあの女は俺なの!」
別れるなんて絶対嫌だよ!
ナルトが悪いんだからね!とカカシを見ればポロポロ涙を
流していた。
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