遊☆戯☆王 デュエルチャンピオンズ

□第七話 決戦!!対ロウ・ゲートキーパー
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大会会場 控え室。

「明美さん、いよいよですね」

そこには明美と狐がいた。

「ここまでは順調・・・ってとこかしらね
誤算だったのが、霧くん達ね」

「ええ、さぞかし強敵でしょうね・・・
ですが、勝つのは僕たちですよ」

「そうね、ん?」

扉がコンコンと叩かれた。

「どうぞ」

明美は扉の主に注意せず返事をし、扉が開かれた。

「おはよう、お姉ちゃん」

「・・・」

扉を叩いたのは美帆と直輝だった。

「直輝くんと美帆さんでしたか」

「応援に来てくれたの!お姉ちゃん嬉しいわ!」

甘い声を出し明美は美帆に抱きつく。

「やめてよ、お姉ちゃん恥ずかしい」

「・・・こんな人に負けたのかよ」

「ん?デュエリストは見た目や性格で判断しちゃだめよ?
その証拠に、貴方は弱い」

上から目線で明美は直輝を見る。

「あぁ、そうだな
だから、次は勝つ・・・と言ってもアンタ達はこの大会で終わりだったな」

「リベンジなら大会以外でも受けて立ちますよ
椚くんは僕たちの大切な後輩ですから」

狐は微笑む。

「卒業までに考えておきますよ」

「いい返事を期待してますよ」

「・・・そん時は勝ちますよ」

「いえ、僕たちが勝ちますよ、ね明美さん?」

「ん?」

狐と直輝が話をしてる横で明美は美帆の頭を撫でながらニコニコしてた。

「あの、明美さん・・・何を」

「妹パワー注入なう」

「・・・あ、はい」

「て、俺の美帆さんに」

「私より弱い人に美帆は渡しません」

「次は絶対勝つから俺の美帆さんを離しやがって下さいお姉さん」

「貴方に姉と呼ばれたくはないわ」

「僕は直輝くんのじゃないよ・・・お姉ちゃんそろそろ行かないと」

「あら、もうそんな時間
では行きましょつねつね」

美帆を離し狐の元に明美は行く。

「はい、勝ちましょう」

「わかってるわよ、つねつね」

「お姉ちゃんがんばって」

「・・・がんばってください」

「はい、頑張りますよ」

狐と明美は会場に入った。
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