遊☆戯☆王 デュエルチャンピオンズ
□第三話 青いパートナー
1ページ/8ページ
何もなく時間経過し、大会の日。
なんて、すると思った?
すると思った?ねぇねぇ?すると思った?
え?思わなかった?
ウザい?ウザい?ねぇねぇ?ウザい?
よし、今回の話始めるぞー、ナレーションかんばるぞー。
「おい、聞いたか、混沌の使者が大会に参加するってよ」
「パートナーは暗黒界の女帝だとよ」
「え?暗黒界のど貧乳じゃなかった?」
「いや、暗黒界のツンデレ神と」
「俺が聞いたのは暗黒界の鉄壁と」
「暗黒界のまな板だろ?」
「いやいや、暗黒界の地平線だろ」
生徒達(主に男子)が噂話を話していると、ドン、と壁が凹む音がした。
「だ〜れ〜が〜、貧乳だって?」
リリと他人のふりをしてる霧がいた。
リリはグラファの形相で笑っている。
リリの二つ名は、知ってる者は知っている。暗黒界の姫、それが彼女の二つ名。
由来は、暗黒界を使い、従わせ、当時の見た目の幼さから姫と呼ばれていた。
今も幼い部分があるが。
「行くわよ!霧!」
「(サレンダーしなきゃよかった)」
教室・・・
霧とリリは教室に着いたが誰もいないわけではないが、数が少ない。
「遅いぞ、霧」
霧が着たことに気づき風緑は手を振る。
その風緑の隣に見慣れない、ツンツンとした青髮、不良の様な目つきの青目の男が座っていた、何か細い棒を咥えている。
制服はブルー。
「誰だ、そいつら?」
青不良が低い声で訊く。
「俺はこいつのルームメイトの上津遊霧だ
で、俺のパートナーの皆本リリだ」
霧はそう挨拶し、リリは初めましてと挨拶した。
「ん、で、そいつは?」
「こいつは、桂 清涼だ
同じ一年・・・それと、始祖の水源って二つ名がある
好きなものは舐め舐め飴 イチゴジャム味」
「・・・どうも
って、その二つ名はどうかと思うが」
「お前の水属性デッキを良く強調されてると思うが」
と、後ろからひょこっと長髪の水色の髮と清涼と同じ青い目の霊使いの服を着た半透明の人・・・水霊使いエリアが顔を出した。
『ウィンちゃんから聞いてます、よろしくお願いします』
礼儀正しくぺこりとお辞儀をする。
『・・・』
再死はじっーとエリアを見る。
『ん?どうしたんですか?』
『あなた、隠れDね』
『え、なんでわかるんですか?』
『私は偽装を見破るプロ
身長体重スリーサイズ、あらゆるものの正体を見破れるわ!』
「・・・」
二人の会話を聞いてるとウィンが一人膝を抱えていた。
霧はこんな精霊嫌だと思い、次に
「(なんなんだ、この光景)」
と思った。
「皆本は見えるのか?」
突然、清涼がリリに質問した。
「え?何が?」
「(・・・あの会話でこの様子、どうやら見えないみたいだな)
いや、何でもない」
「でも、意外に意外だな
霧が大会に参加するなんて」
「俺もな、まさかこいつ・・・じゃないな、皆本に負かされるとは思わななんだ」
「霧も負ける時があんのか」
リリの勝ちはオマケの勝ち、だが、霧はその勝ちは真の勝ちと思っている。
「まぁな、で、負けた約束通りこうしてタッグ組んでるんだよ」
「そうなのか、ルーキー最強タッグってやつか」
ハァと風緑はため息を吐き、清涼を横目で見る。
「・・・清涼、負けるわけには行かないな」
「あぁ、この二人なら暇潰し以上ができる」
「デュエルアカデミアの変態の強さを見せつけてやる」
「俺まで変態扱いされるから、やめろよな」
清涼はそう言うと舐めた後の棒を袋に入れると、ポケットから新たな飴を出すと舐め始める。
「お互い敵同士、よろしくな」
「あぁ」