黒 詩 4

□サイレン
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下らない愚論並べて
自分の無実を突きつけたって
下らない静笑の中には
汚物のまま形残るだけだって

夢溢れる
涙毀れる

大きな手摑みながらも
自分の歩く歩幅気にしてたんだ
眼を見開くかの様に
あの音を確かに確かめてたんだ


嗚呼
自分の存在探すなんて
もう少し我慢を虐げれば良かったんだ

君が見せたあの光景が
何度も僕の心へと
崖の下から這い戻る

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