黒 詩 2

□鈴蘭
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見た事無い様な
綺麗な花の名前を
一言で表そうって
皆で責め合って居た。

風揺れる午後の中
緑の葉っぱが飛んだのを
嘘と言う硬い甲羅で
囲んでいたコトに気が付いた。


空に舞い上がる綺麗な花は
毒を持つ凶暴な殺人犯へと
姿を変えて飛んでいった。



(鈴蘭は結構強い毒があると知って書いてみました)

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