黒 詩

□黒い鳥
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辛い雨真昼の坂道
上り下りして確かめる価値観と欲望

言葉ににした悲しい過去は
君に捧げるコトの意味で
明日へ行くたび気がつくのは
未来と君にアル結び目だけ

夢の中から飛び出そうと
荒んだ瞳に映る空の世界
黒い鳥が優雅に羽を動かす度
自分の背筋に芽が実る

言霊に宿る
見たこと無い物は
いつか僕を連れ去って行くだろう

そう願う窓辺へと

足跡付ける真っ赤な靴は
君へのプレゼントと一緒に燃やしてしまおうか
いっそのコト今までの手紙は
屑として処分してしまおう

見た目以上清楚な花達は
僕の鼻先を擽る
意味の無い天使
きっと枯れるソノ日に怯える
意味の無い暴言


明日へ続けと行進する


ドレ程泣けば気がすむの?


現実界の狭間で


黒い鳥が鳴いている

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