ノマカプ小説

□世界の果て
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海燕の前でルキアはぽろぽれと涙を流した。今まで溜め込んでいた想いが一気に溢れだしたようだった。


「海燕殿…、海燕殿…。」


ルキアは海燕の胸で泣いた。壊れてしまいそうな程泣いた。






…そうして、

慰めと、戯れと、ほんの少しの好意と

ただ一度きりという契約の元で





契りを交わしたー。




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