ノマカプ小説
□ある愛の詩
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(疲れておるのだろう。)
久しぶりに逢えたから昨夜は時間と躯が赦す限り抱き合った。
(仕方ないもう少し眠るか。)
反応の無い恋次の隣でルキアは静かに目を閉じた。
…それからどれくらい時間が経ったのだろうか。今度は恋次がうっすらと瞳を開けた。
天井からルキアが居るであろう隣に視線を移す。
すやすやと心地よい寝息を立てているルキアの髪を優しく撫でてやる。
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