蓮『ここでサイト運営側の心得について勉強してみよう』

真『当然の如く、訪問者側がマナーを守って利用してくれるなら管理人側も気を付けるべき点が幾つかあるな』

蓮『そうだな。
まずは見易いデザインを心がける事。
配色など気を付けるといい。
同色系で綺麗に創るのもいいが、たまに似た色ばかりで非常に見辛いデザインのサイトがあるな。気を付けるべきだ』

真『ハッキリ言ってこのサイトのデザインはたるんどる!
目が眩む配色だな。悪い例だ』

蓮『まぁ、管理人が俺達立海キャラに合わせてデザインしたものだ。
確かに見辛いが悪い例として心に留めるといい』

真『デザインについてもうひとつ。
画像を使い過ぎない事。
重過ぎて読み込み処理に時間が掛かるサイトはハッキリ言って苛々する。
適度に入れるくらいが丁度良いだろう。
それからBGMを使用しているサイトについてだがクッションページを設けるなどして曲が流れる事を表示しておく事。
あまり居ないかも知れないが外出先で訪問者が見た場合、周りに迷惑になるからな』

蓮『それから本来訪問者にブックマークして貰うのに「トップページのみで」など強制するのは失礼に当たる。
お気に入り登録して貰えるだけで有り難い事なのでな。
ただ、アクセス解析などをしているサイトも多いだろうから一概には責められないが、強制出来る立場ではないと言う事を胸に留めておく事だ』

真『うむ、サイトの規約などで強制ではなくあくまでも「お願い」として書いておくといいだろう』

蓮『あとは…、そうだな。たまに見掛ける「読み逃げ・キリ番踏み逃げ禁止!」などと書いてあるサイトがあるが…』

真『たるんどる!
全くもってけしからんな』

蓮『ああ、そもそも同人サイトなどは殆どが管理人の趣味で運営されているのだろう。
感想を貰いたい気持ちは分かるが強制して心にもない賛辞を述べられて嬉しいか?
本当に素晴らしい作品なら放っておいても感想は貰える。気長に待つ事だな』

真『踏み逃げ禁止についてもだ。
初めて訪れたサイトでいきなりリクエストなど出来るか?
そのサイトの傾向も分からずに、自分好みのサイトなのかも分からずにそんな事は俺ならば出来ん。
キリ番リクエストはサイトから訪問者への無償のサービスだ。
踏み逃げされるのは確かに悲しい事だが強制は良くないな』

蓮『あとは…、大抵どのサイトにもあるだろうブログ(日記)についての注意点だ。
当たり前だがあまり自分の個人情報が判るような記事は避けるべきだ。
たまに見掛けるが通っている学校名などをそのまま書いたりな。
「学校名くらいなら大丈夫」などと軽視しているのかも知れんが、学校に迷惑が掛かる場合もある。気を付けろ』

真『それから愚痴や中傷のような記事ばかり書いてはいないか?
人間だからな。愚痴くらい言って当たり前だ。
だが、それが余りにも頻繁だったり見た人間を不快にさせるようなものなら始めに注意書きをしておいた方がいいかも知れんな。
中傷は絶対止めた方がいい。
例え自分のサイトと関係ない物に対してでも誰が見ているか分からんウェブ上で批判するのは荒らしや晒しを呼び込むきっかけになりかねん。注意するべきだ』

蓮『それから、少し難しいが例えブログ上であっても著作権は発生する。
例えば公式のグッズの写メやテレビ画面の写メ、歌詞を一部載せたりなどそれだけでも著作権に引っ掛かるぞ。
テレビ画面にアニメや芸能人が映っている物を写メで撮ってブログで公開しているサイトがよくあるが…。それだけでも違反だ。
歌詞については一部のみ書き出して、それがどの歌手の物か、作詞作曲者を明記しているかしているなら大丈夫な場合もある。
曲のタイトルには著作権は発生しない。
あくまでもその歌詞を自作だと偽るような引用は犯罪である事を知っておくといい』

真『それから「当サイトの作品には全ての著作権が管理人に…」などと書いてあるものを見掛けるが…。
そもそも同人(二次創作)においては著作権は扱っている本家の作品にある。間違えるなよ。
難しいところだが、管理人の手で生み出された作品(小説、イラストなど)には勿論管理人側に著作権が発生する。
だから、幾ら二次創作でも盗作や無断転載は著作権侵害になるぞ。
オリジナルの作品なら全て管理人側に著作権が発生するが二次創作においては一部のみだ。
因みにこのサイトの全ての文章にも著作権は発生している事になる。
管理人が少ない脳みそを振り絞って書いているからな。
著作権については結構ややこしいのでな。
詳しく知りたいならば自分で調べてみる事だ』

蓮『まぁ、色々長くなったが纏めるか…。
一番大事なのは訪問者に優しいサイト創りを心がける事。
上から目線のサイトでは訪問者を不快にさせるだけだ。
訪問者に「また来たい」と思われるサイトにしたいだろう?』

真『うむ、隅から隅まで心配りをして訪問者も管理人も気持ちよく楽しめるサイトにしていこう』




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