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□〜朝の教室〜九重SIDE
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朝からお昼寝。九重Side 前編


「瑛〜?寝てるの?」
朝早くの教室。九重は瑛を見つけて、駆け寄ったが・・・。
瑛はメガネを掛けたまま夢の中。
「髪、サラサラ。」
そっと髪の毛に触ってみる。
「あ、こんなことしたら瑛、怒るかもしれないなぁ。」
ぽつんと、言ってみる。
「瑛・・・お疲れ様。」
九重は瑛のほっぺにそっとキスした。
瑛の前の席に座って、ノートを覗き込む。
「大変だなあ。私にできることはないのかなぁ。」
寝ている瑛が少し動いた。
「瑛?」
瑛はそれでも寝ているようだった。
「瑛・・・大好き。」
そう言って、九重は、瑛の横で夢の世界に入っていった。

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