悪魔の記憶
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デカイ街に行くと確かに、いろいろあった
見たことがない物も
住む人も活気だった
そのかわり、裏側が凄かった
駆け引きの世界
それが
俺の好奇心をくすぐった
路地裏にいる、明らかに裏の人間に声をかける
『ねえ、おじさん』
「あぁ?何だ餓鬼」
『勝負しない? お金儲けてさ』
我ながら優しい嘘っぱちだよ
賭けるのは金じゃねえ命だ
「良いだろう」
つーか、勝負にすらならねえかもな
ストレス解消のために犠になってもらう
『じゃね、スタート』
ま、流石
裏の人間勝負ってだけで武器を構えた
子供だって甘く見てんだろ?
生憎、武術とかは人一倍やってるもんでね
と言うより、もう人殺しだし
賭けをしたオッサンの背後に立って刀をひと振り
『バイバイ』
何か言う前に殺しちゃった♪
『ま、いっか』
そのまま、立ち去ろうとした
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