悪魔の記憶

□破れたページ
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デカイ街に行くと確かに、いろいろあった
見たことがない物も

住む人も活気だった


そのかわり、裏側が凄かった


駆け引きの世界


それが
俺の好奇心をくすぐった


路地裏にいる、明らかに裏の人間に声をかける



『ねえ、おじさん』


「あぁ?何だ餓鬼」


『勝負しない? お金儲けてさ』

我ながら優しい嘘っぱちだよ


賭けるのは金じゃねえ



「良いだろう」

つーか、勝負にすらならねえかもな
ストレス解消のために犠になってもらう


『じゃね、スタート』


ま、流石
裏の人間勝負ってだけで武器を構えた

子供だって甘く見てんだろ?


生憎、武術とかは人一倍やってるもんでね


と言うより、もう人殺しだし

賭けをしたオッサンの背後に立って刀をひと振り


『バイバイ』



何か言う前に殺しちゃった♪



『ま、いっか』




そのまま、立ち去ろうとした




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