空に茨

□むっつ
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『日番谷隊長。書類全て終わりました』


「早いな」


日番谷冬獅郎は、目を丸くしていた


『ありがとうございます』


あれぐらいの書類を片付けられないなんて
護廷十三隊も、堕ちてしまったか…



隊士たちのやる気も見えない

中心にいるのは、羽柴葉子


アイツが、このダラケの原因


貴族だから、特別だとか思う馬鹿だ


痺れを切らしたように
日番谷冬獅郎が立ち上がった


「羽柴…いい加減に仕事しろ、他の奴等もだ」


「えヘッ、冬獅郎怖い」


殴りたいなぁー
今すぐ極刑してみたい


「矢神ぃ。冬獅郎が怒ったぁ」


羽柴葉子が、腕にしがみついてきた


は?呼び捨てだと
慣れ慣れし過ぎる!!!


仕事にしねぇ輩に、触られたくない


私は女だし


違う意味の活動になりそうだから
落ち着くんだ…



『仕事することも楽しいですよ』



「だよねっ..////(超かっこいい♪)」



あらら、態度が急変だ



案外、面白く潰せるかも







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