物語

□熊野少年の会話
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『ヒノエ。【Tansy雑歌】の来客数が千人を越えたようだ』
「みたいだね敦盛。ふふ、沢山の姫君がオレ達を見にきてくれたなんて、光栄だね♪」
『ああ、例え半分近くが管理人の足跡だったとしても―』
「……敦盛。それは言っちゃいけないことだぜ。
せっかくだ、お祝いに何かしようぜ!」
『何か……とは?』
「…………………しりとりっ」
『お祝いにするような内容ではない気がするのだが……』
「気にするなよ。じゃ、まず【Tansy雑歌】の【た】からだ」
『…それだと普通は【か】にならないか…?』
「谷間!」
『……え、無視?…ま…迷う』
「初々しい」
『い……?……戒め』
「メイド喫茶」
『……さ迷う』
「…ウサ耳っ」
『み……ミイラ』
「ら、ら…ら……裸体エプロン!……あ」
『……ヒノエ、【ん】が付いたことより、さっきからなんだその回答は』
「敦盛こそなんだよ、ネガティブだな」
『私は普通に答えているだけだ』
「オレだってそうだぜ?迷うにさ迷うって、どんだけ迷う気だよ」
『…』
「……」
『………』
「…………」
『……………』
「………………」
『……ヒノエ、言うことがあるのだろう』
「あ、ああそうだった。 じゃ、せーのっ」








『「1000HIT感謝!!」』






「終わりかよ!」
『終わりだ。』



end.
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