NARUTO Short.
□私だけの
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「・・・悪かったな」
「何が?」
「俺のせいで大変だったろ」
「あぁ、視線?笑 ビックリしてたね、いの」
「本当めんどくせー・・・」
「あはは!私もビックリしちゃったけど、嬉しかったな〜」
普通に話しながら手を繋いで私のマンションの部屋へ向かう。
明日はお互い任務があるので、バイバイするのかなーと思ったんだけど。
「22時、か」
「へ?」
「まだ22時だな」
「さっきは“もう”って言ってなかったっけ?」
「さぁな、忘れた」
「ふふふ、どうぞ」
本当は私もまだ一緒にいたかったから、軽くからかっていつも通り中に招き入れた。
そしてドアの鍵が閉めリビングに入った途端、後ろにいたシカマルに抱きしめられた。
「・・・やっと2人きりだ」
「ふふ、こんなシカマル知ったら、みんなビックリするんだろうな〜」
「・・・言うなよ?」
「・・・言いたい。でももったいないから、やっぱり教えない!」
そう言って身体を反転させ、今度はお互い向き合う形で抱き合った。
「・・・泊まってく、よね?」
「んだよそれ、誘ってんのか?」
「え!そういうつもりじゃ・・・ないわけじゃない、けど・・・」
「んじゃ遠慮なく」
みんなの知らない私達のやり取り、行為。
シカマルの唇がそっと私の唇に触れ、優しいものから激しくなり、私の頭の中を支配する。
今後、みんなの知らなかった私達を知られてしまったら・・・なんて考えたらいつも以上に興奮しちゃってたみたいで。
シカマルも同じように興奮してるのが伝わって来て、合間に顔を見合わせて笑った。
みんなが知らないだけでね、実は、みんなが思ってる以上にイチャイチャしちゃってるんだよ。
なんて、甘い考えを巡らせながら、甘い空間に酔いしれた。
End.
あとがき
2時間以上かかってる(°_°)
眠すぎてくっつきそうになる瞼と戦いながらの2ページでした(笑)
もっと甘く書きたかったんだけどな。
まだ出来そうにもないです〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
お題的なの→2人きりになったら:シカマル「ハグ」
綾.
2013.11月10日(月) 8:23