NARUTO Short.

□純粋な恋心
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俺は以前から、のえの気持ちも俺に向いていることには気づいていた。

自意識過剰とかそんなんではなく、これまでの女経験と長年の忍の勘だ。

これまでの俺だったら別に気にすることもなくスルーするのだが、これが自分の好きなやつだったら話は別だった。

だけど、だからこそ、こんな俺をのえが信じ難いのも、俺は分かっていた。

それに、拒まれてすぐに諦められる程、俺の気持ちも弱かない。




「・・・ドキドキいってる」

「ハハ、柄にもなく緊張してるしね」

「だってあのカカシさんが・・・嘘みたい」

「今回のマンセルも、俺が綱手様に頼んだんだ」

「え?・・・今回“も”?」

「うん、あの初任務以来ずっとね。何てったって一目惚れだからさ、俺」

「え・・・ええええぇええ!?」




信じられない、と騒ぐのえに笑えば、今度は悔しそうに俺を睨んだ。




「んじゃ、そろそろ飯食いに行くよ」

「え、私まだ返事・・・」

「のえが俺のこと好きなのはずっと前から知ってたから、今更いいよ。で、何食べる?」

「オムライス・・・って、えええええええええ!?」

「オムライスね、りょーかい。んじゃ、瞬身で行くから」

「へ?ちょっ、何!?お、降ろしてー!!」

「そんな暴れてると落としちゃうでしょ。しっかり捕まっててね、行くよ」

「え、ちょっと待っ・・・きゃあああああ!!」




やっと手に入れた。

やっと伝わった。

やっと叶った。


初めての、俺の純粋な気持ち。


End.


今まで書いてきた中で1番意味不明。
これでも意外と時間かかってるから驚きだよねー。
駄作も駄作。ごめんなさい。
もうやだー(;_;)

綾.
2013.11.6(水) 3:52
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