NARUTO Short.
□木ノ葉に舞いし、雪の粉
1ページ/1ページ
今朝はあまりの寒さに目が覚めた。
火の国である木ノ葉が寒い・・・?
雨かな、とも思ったけれどそんな音は全くしないし。
・・・というより、嫌な位静かだ。
「・・・さむ」
隣に寝ていた彼が私を抱き締める力を強めた。
苦しいと告げれば、小さく笑って力を緩めてくれた。
「おはよ、キバ」
「ん・・・はよ」
おはよう、とは言いながらも片目を開くのも精一杯みたいで。
髪を撫でると目を閉じて柔らかく笑って私を抱き締め直す。
「ねぇ、雪降ってるのかな」
「・・・さぁな」
「つれないなぁ。昔のキバだったらうるさいくらい喜んでるはずなのに」
「・・・もう大人だかんな」
「つまんなーい」
「ふっ・・・」
・・・なんて笑いながら同じ布団の中でじゃれ合う。
ひとしきりじゃれた後は、お互い任務の為に準備をして一緒に家を出る。
結局2人で雪に喜び、まるで子どものように雪を投げたり雪だるまを作ったりして任務までの時間を楽しんだ。
「やっぱりキバはまだおこちゃまだねー!」
「人のこと言えるかってーの」
キバの方が・・・のえの方が・・・なんて、くだらないことで子どもみたいに笑い合う。
木ノ葉に舞う雪の下。
私たちの笑顔はいつまでも輝き続けた。
END.
あとがき
がっつり思いつきで書きました((((;゚Д゚)))))))
もーこわいこわいこわい!!
とりあえず大人な感じにしたかったんだけれども・・・難しかったです。
思ったことが上手く文章で表せられないこの歯痒さ(´Д` )がんばります。
綾.
2013.5.2(木) 0:43