NARUTO Long.
□第3話
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翌日、私は五代目火影がいる火影室に出向いた。
「そうか、戻ってきたか。ご苦労だったな」
「1ヶ月程しかいられませんが、よろしくお願いします」
「ん。任務にも行かせるから覚悟しとけよ?」
綱手様の言葉に、心の内で少し気合いを入れた。
「ま、1週間くらいは休みにしてやる。宿題があるんだろう?」
「そうなんです、助かります!」
「お前も大変だなぁ。あっちとこっちを行ったり来たり」
「もう慣れましたよ」
この生活を始めて、かれこれもう14年。
上手く両立を出来るようになったのは、実はここ最近のことだったりするんだけど。
「体がなまってるだろうから、修行もほどほどにな」
「はい、ありがとうございます」
火影室を出ると、入れ違いでサクラと鉢合わせた。
「話しておきたいことがあるのよ!下で待っててくれない?」
用事はすぐに済むからと、私はサクラに言われた通り外で待っていた。