NARUTO Long.
□第2話
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結局みんな起きたのは昼前で。
「・・・おい、いつまでいるんだよ」
案の定、シカマルはめんどくさそうに投げかける。
今ここにいるのは、私とキバ、そしてシカマルの3人。
他のみんなは各々帰っていった。
「んな堅いこと言うなよ。どうせ今日は任務入ってねぇんだろ?」
「でも、キバは任務あるんじゃないの?」
「こっから行くから問題ねぇよ」
ニカッと笑うキバとは対象に、シカマルは重いため息をついた。
「お前がよくても俺は困る。それに、赤丸はどーすんだよ。犬にやる飯なんてねーぞ」
「それなら心配いらねーよ。昨日の内に、今日の分の肉やっといた」
「ワンワンッ」
その時、玄関先から赤丸が吠えた。
シノとヒナタが来たらしい。
「あー、もう来たか」
キバは何故かガックリと肩を落としながら玄関に向かった。
私とシカマルもその後を歩く。
玄関にはシノとヒナタ、その後ろに赤丸が見えた。
「じゃあな、夢」
「うん、行ってらっしゃい」
キバ達が出ていくと同時に、シカマルが大きく、且つ重いため息を吐いた。