NARUTO Long.

□第6章
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ーーキバ視点ーー

俺達は時間を忘れてトランプを楽しみ、気がつけば時刻は深夜0時に近づいていた。

それに気づいたのは、目の前に座っている夢が眠そうに目を擦ったことからだった。

それに気づいたのは俺だけじゃないみてーだけど・・・。




「そろそろ寝るか?」

「だな。コイツなんて半分以上寝てる状態だし」




起きてるもん。と、夢が俺を叩くが、眠さのせいか力も弱く、痛くない。

普段の少し気の強い所もだが、こうやって力ない女子って感じの夢も好・・・・・・って、俺は一体何を・・・!!




「私真ん中」

「俺は奥」

「キバは手前ねー」




・・・ん?何が?

俺の知らない間に話が進んでいたようで、何のことだかさっぱり。

すると俺の反応に気づいた夢が、布団に入りながら話し始めた。




「私ここに寝るから、キバはこっち。分かった?」




あぁ、わかっ・・・・・・・・・、はああぁあ!?

お、俺・・・夢の隣に寝んのか・・・!?

な、何言ってんだコイツ・・・。嘘だろ?冗談?あ、夢?

なるほど、夢かー。あーこのままこの夢が覚めな・・・




「ほら、寝るよ、キバ」

「うおっ!」




バフッ

夢に引っ張られて顔面から布団に突っ込んだことから、夢ではないことが分かった。

や、や、やべぇ・・・!

何がやばいって、好きなヤツの隣で寝るなんて・・・幸せなのか苦痛なのかわかんねぇ!!

・・・つーかコイツ浴衣のままじゃねーか!

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