「かは……ッ!」


目の前で苦しそうに喘ぐのは、僕の大切な大切な恋人。

でも最近、神田は僕だけを見てくれていないんだ。

ラビと楽しそうに話したり、コムイさんに絡まれて渋々だけど仕事を手伝ったり、リナリーに対してだって何だかんだで面倒見がいいし……

いつからキミはそんな風に僕から離れてしまったの?

僕だけを見てくれなくなったの?


「や、めっ……ろ、…モヤ…シ……ッ」


首を掴む僕の腕を必死に掴んで離そうとしても、段々と力が抜けていく体では何もできないだろうに……


「ねぇ神田、僕だけを見て?」


僕しかその綺麗な瞳に映さないで。





「僕だけを愛して……………」





握る腕に力を込める。





「かっ、は……、ァレ、…あ、し…て……」





──その先を僕が聞くことはなかった。

段々と冷たくなっていく僕の大切な大切な恋人。


「そっちでは僕だけを見てくれる……?」


キミの声を忘れる前に会いたい。その温もりをもう一度思い出すために、


待っていて、
すぐに、会いにいくから──……











深く胸に突き刺したのはキミの愛刀──



















──────


急にヤンデレなアレン様が書きたくなった(笑)

これ、ヤンデレでいいんですかね?
いまいちヤンデレの定義がわからない幸加です……。とりあえず、愛する余りに神田を殺してしまったアレン様でした。

キミを殺して、キミの全てを手に入れた……みたいな^^?(意味わからん



…寝る前に急に思いついた私ってどうなんだろう。


拍手ありがとうございました!!



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何か一言頂けたら嬉しいですv



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