水戸派撲滅作戦会議
 
 
土方『あ〜…今日も雨かぁ』
 
沖田『秋も深まりましたね』
 
土方『秋…秋…秋…』
 
沖田『何か一句出来ましたか?土方さん』
 
土方『内緒』
 
…バタバタバタ…ズサッ…
 
沖田『あ、雨男近藤さんお帰りなさい!』
 
土方『会津までお疲れ様だったな。会津候の用はなんだったんだ?』
 
近藤『芹沢達は?』
 
沖田『いつもの通り、飲みに出かけましたよ』
 
近藤『会津候がキレちゃった』
 
土方『やっぱしね』
 
沖田『やっぱり大和屋焼き討ちがトドメでしたよねぇ』
 
近藤『殺っちゃってって言われた』
 
土方『オカマ…』
 
近藤『会津候は受らしいからな』
 
沖田『そうなんですかー』
 
近藤『まぁそれはそうと。いつ殺っちゃうかなんだけどね』
 
土方『近いうちの方がいい』
 
近藤『そだね。最近天気も悪い事だし、足音も雨音でかき消されて都合いいかもね』
 
沖田『近藤さんがまともな事言いましたよ!』
 
土方『総司、その辺にしておけ』
 
近藤『まずは新見局長に逝ってもらおう』
 
沖田『そいえばいましたね。そういう人が。局長でしたっけ?』
 
土方『影薄すぎて顔も覚えてないな』
 
近藤『禁門の時張り切って前にいたけどね』
 
沖田『いましたっけ?マジで覚えてないです』
 
近藤『覚えてた俺って凄くね?』
 
土方『新見をどうやって殺る?』
 
近藤『商家から金騙し取りした事があってさ。それの責任取らせる!』
 
土方『切腹かよ!甘いな近藤さんはぁ〜』
 
近藤『だって直接制裁したら芹沢局長や他の水戸派が警戒しちゃうじゃん』
 
沖田『まともだ!』
 
 
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