BLEACH
□欲求
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静かな密室―――――
クッションが散在する部屋の中には二人の男女の影。
黒髪の男は金糸のような美しい髪、
豊満な胸を持つ女性の上に跨がって、
困った顔をしている。
「……スターク…。これはどういうつもりだ、放せ…」
怒りにも似た声色で静かにハリベルが言った。
「……」
スタークは何も言わないが、
放すこともしない。
(もうここまでやっちまったし…、今しかもう無いよな)
気持ちと葛藤していたスタークは意を決したように
表情を強張らせた。
「放さねぇ…!!」
そのままハリベルの胸のファスナーに手をかけた。