宝物庫
□修兵・恋次・一角☆イラスト
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とも様より
“乙女ゲームスチル風”イラストいただきました(^o^)
ということで、妄想♪
ヒロインの名前は「とも」で(^_-)
(妄想許可はもらってきましたー・笑☆)
まずは修兵。
執務室でひとり・・・アイツは机の上に両肘をつき額の前で両手を握りしめていた。
その肩は、微かに震えているように見えた。
「・・・不安、か?」
「あ・・・修兵」
俺の声に驚いて顔を上げたその儚げな表情を見た所為だろうか。
胸が疼くのを感じると同時に、俺はその手を取り 自分の両手で包みこんだ。
![](http://id24.fm-p.jp/data/145/kogumaworld2/pub/171.jpg)
「俺が居るから・・・」
包み込んだ両手から伝わる熱が、俺の心に染み込んでゆく。
「修・・・ありがと」
真正面から見つめた表情が優しく微笑むのを見て解った。
嗚呼、不安なのは俺の方だったんだ。
お前が居てくれるから、俺は―
「離さねぇから、ずっと」
「修兵?」
「ともの傍に居るから・・・」
両手の中に包んだ小さな手に誓うように何度も呟く。
「ずっと お前を―」
お次は恋次。
「じゃあ、俺 仕事があるからよ」
そう言って行こうとする恋次の背中を無言で見つめる。
このままじゃ 嫌なのに、言葉が出ない。
待って、待って。話を聞いて欲しいの―
「あ・・・」
素直に言うことが出来ない。それならどうすればいい?
一歩、二歩・・・
私から離れて行く恋次との距離を縮めようと 思い切って踏み出した私は、扉を開けようとしていたその手を掴んだ。
![](http://id24.fm-p.jp/data/145/kogumaworld2/pub/170.jpg)
「・・・とも?」
「あの・・・えーと」
振り返った恋次に上手く言葉が紡げない。
「・・・莫迦野郎、素直にこうすりゃいーんだよ」
後頭部を押され、顔面が厚い胸板に押し当てられた。
「ぶっ、れん・・」
「な?こうすりゃ喋らなくていいだろ」
・・・顔は見えないケド。
・・・妙に説得力があったのが何だかちょっと悔しいケド。
・・・ちょっとこうしていようかな。
最後は一角。
「何すんのよっ!」
いつものように喧嘩口調で何か言い返すだろうと思っていたのに。
![](http://id24.fm-p.jp/data/145/kogumaworld2/pub/169.jpg)
いきなり掴まれた手首が痛い。
「は、離してよ!」
「・・・」
「何か言いなさいよ!」
「・・・」
振り切って突き放そうとしても、びくともしない。
「離したら・・・アイツのところへ行くのかよ」
・・・ずるいよ。そんな顔して見つめられたら『離さないで』と言いたくなる。
それでも、私は―
・・・いつも通りの私達に戻らなきゃ。
視線を逸らして『アンタには関係ない』って言おう。
「一角には関係な・・」「離すかよ」
視線を合わせた瞬間、戻れないことを悟った。
「行くな」
・・・ずるいよ。行けないことを知ってるくせに。
end
とも様、ありがとうございます。
そして、長々妄想して失礼しました<(_ _)>
こんな妄想したんだーと笑ってお許し下さいませ(^^;)
いや〜、妄想してて楽しかったです。
妄想文許可も快くいただき ありがとうございました♪