† Present †
□twinkle,twinkle
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「ユウ〜、今日は流れ星たくさん見るさ〜☆」
「で、一緒に見ろと?…別にいいけどな」
「イェ〜イあ、あともうちょいで始まるさ〜、急ごっ」
今日は、四年に一度あるかないかの流星群の日。だから今日だけは科学班のやつらも仕事をほったらかして外にでてる。
「早く始まんないかな〜☆楽しみさ」
ラビも、嬉しそうだからいいけど。
「おっきたきた!すげ〜さ!」
キラキラ輝きながら降ってくる星。それも、数えきれないくらいの…。
空が、あっという間に星で埋まる。
「よし、じゃあユウ、一緒に流れ星に願い事するさ!」
「はぁ!?フザケん…」
「」
ってもうやってるし…。仕方ない、俺もしてやるか…。
「あ…流れ星終わっちったさ…」
さっきまであんなに明るかった夜空が、途端に暗くなる。
「しゃあない、帰るさ。…なあなあユウ」
「何だよ」
「ユウはなんて願い事したん?オレはもち、『ユウとずっと一緒にいられますように〜』ってしたけど」
「…んなもん、誰が言うかよ」
「えーヒドイさー!ケチんぼ!」
「うるせぇな…」
「ユウ〜教え「同じだよ…///」
「へ?」
―『ラビとずっと一緒にいられますように』―