拍手ありがとうございますw
お礼に「孤独の中で生きる二人」の番外編をどうぞw(by.管理人)







―――荒地に咲いた一輪の花―――


「とーしろー?どこだー?」

十番隊舎の地下で、一護が日番谷を探している。

「とーしろー・・・お!?」

部屋の隅のほうに蹲っている日番谷を見つけた。

この地下は大して広くはない。ただ、彼の存在があまりにも小さかっただけで。

「こんな隅に居たのか。何してんだよ?」

「さっきからうるせぇな。一回呼べば十分聞こえる」

「だってお前が小さ・・・グハッ!!!」

「小さかった」と言おうとした一護の顔に、花瓶が見事に命中する。当たった花瓶は粉々に割れ、地面に落ちる。
それを投げたのは、もちろん日番谷。
その背後には黒いオーラが漂っている。

「何か言ったか?」

「イエ、ナニモイッテマセン」

一護は冷汗をダラダラと流しながら、棒読みで言う。
日番谷はそれを見て、振り返った顔をまた地面に戻す。





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