Special Novel
□His memory disappeared into the clouds
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His memory disappeared into the fog
―――彼の記憶は雲の中へ消えた―――
「おれ・・・は・・・?」
「思い出せ!冬獅郎!!」
「もう・・・日番谷隊長の記憶は・・・」
「諦めろ、一護」
もう、彼に声が届くことはないのか?
もう、あの瞳の色を見ることは出来ないのか?
もう、あの日々に戻ることは出来ないのか?
彼の頭の中は―――真っ白だった。
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