これ以上彼を苦しめないで・・・

□08 これ以上彼を苦しめないで・・・
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「で、結局どうするよ」
あのあと、なんとか話を切り出し話を進めていた。実際は進めていないのだけど。
「そうだな・・・兄様はどう思いますか?」
ルキアはなるべく白哉に話を振るようにした。
「・・・敵の能力はわかっているのか?」
「いえ、ただわたしたちの前に現れた四人が主に動いていると思います」
「そうか・・・」
白哉はそのまま指を顎に当てて考える。
話はまだまだ長くなりそうだ。

一方、十二番隊技術開発局に来ていた恋次はここに来てしまったことを後悔していた。
(くそ〜、何でノリで来ちまったんだ!?よりによって此処に!!)
変わり者が集まる十二番隊。否、技術開発局。
しかし此処に来るしか方法がわからないのだ。仕方ない。
(くそ〜)
やはり入るのは心の準備が要る。よし!入ろう!とした恋次の後ろに、
「どうしましたか?」
十二番隊副隊長涅ネムが立っていた。
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