これ以上彼を苦しめないで・・・

□04 これ以上彼を苦しめないで・・・
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「き、貴様は!!」
ルキアが驚いて言う。
「おいおい、まさか俺のことを本当に死神だと、同じ仲間だと思ったのか?ハハハッ!!残念!不正解〜♪ハハハッ!!」
そう言うと馬鹿みたいにゲラゲラ笑う。
浮竹に報告していた時より外見は派手に変わっており、恋次より濃い色の赤が逆立っていて、まるで炎のように日の光を浴びて、輝いていた。
「君だよね?日番谷冬獅郎君って」
赤髪の男がゲラゲラ笑っている中、突然日番谷の後ろから声が聞こえた。
振り返ってみると、そこには現世でいうと5〜6歳の小さな男の子が居た。染めているのか地毛なのか、男の子の髪は右半分は水色、左半分は緑色と不思議な髪色をしていた。
「もう、怤璽火(フジカ)。ちゃんと用件言ってよ」
その男の子が窓からきたうるさい奴を見て言う。
「悪ぃ悪ぃ草水(ソウスイ)。こいつら馬鹿でついおもしろくてなっ!」
怤璽火が日番谷の隣に居る子供を見て言う。
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