これ以上彼を苦しめないで・・・

□04 これ以上彼を苦しめないで・・・
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「相手の攻撃手段がわかりません。それに日番谷隊長が敵の狙いなら、日番谷隊長が自分自身を護るよりも、私たちが日番谷隊長を護ったほうが、安全性は高いです。ですから私たちを信じてください・・・」
ルキアが静かな瞳で日番谷を見ながら言う。
「・・・わかった」
日番谷は少し考えてから言う。
日番谷がルキアに優しいのか、それともルキアの説得がうまいのか、日番谷はルキアには甘かった。
「ありがとうございます!」
「さて、これからどうするよ」
一護が言う。
敵の狙いが日番谷と分かった以上、日番谷の傍には誰かが居なくてはならない。しかし敵の攻撃手段が分からないため、一護とルキアでは日番谷を護れる自身が無いのだ。
「とりあえず、総隊長に連絡を「そうはいかねぇな!」
ルキアの言葉を遮って、病室の窓から出てきたのは、十三番隊の隊士だったはずの敵だった。日番谷が慌てて振り向く。それを見て一護とルキアも振り向く。
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