これ以上彼を苦しめないで・・・

□03 これ以上彼を苦しめないで・・・
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「確かに・・・」
日番谷が言う。
「な・・・なんだよ!!」
日番谷があまりにも冷めた眼で見てくるので、一護は先ほどの偉そうな態度から、一気にたじろぐ。その顔はなんとも頼りない。←
「黒崎なんかと違って、お前には説得力があるしな」
「日番谷隊長!わ、わたしは・・・そんな・・・/ / / / /」
逆にルキアは顔を真っ赤に染めて照れていた。
「いや、俺はお前のような副隊長が欲しいよ」
日番谷が苦笑いしながら言う。
それは乱菊のことを思い浮かべながら言っているからだろう。
「そ、そんな / / / / / /!!」
ついにルキアは頭から湯気を出して、激しく頭を振った。
だが一護だけはそれを、先ほどの日番谷のように冷たい眼で見て、
「お前・・・確信犯かよ!!」
と言った。そのとき、
「失礼します」
と一人の隊士が入ってきた。
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