これ以上彼を苦しめないで・・・

□03 これ以上彼を苦しめないで・・・
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三人は考え込む。
「―――っ!!」
日番谷はまた突然の頭痛がきた。
「冬獅郎!!」
「日番谷隊長!!」
一護とルキアが駆け寄る。
「どうした!?冬獅郎!?」
「・・・いや・・・なんでもない・・・」
頭を押さえながら日番谷は言う。
「なんでもなくねぇだろ!!・・・頭痛いのか?」
「とにかく、横になっていてください」
ルキアが日番谷の体をベッドに寝かしながら言う。
「いつからなんだ?」
一護が近くにあった椅子に座ってから言う。
「30分前・・・くらいか・・・」
「30分前っつたら・・・」
一護が記憶をさかのぼって考える。
「・・・確か、恋次の前に反応しているものが姿を現したときではないか」
ルキアが一護より先に言う。
「・・・でもあんまり関係ないんじゃないか?冬獅郎の体が不安定なだけかもしれないし」
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