これ以上彼を苦しめないで・・・
□00 これ以上彼を苦しめないで・・・
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突然黙った俺を気にかけたのだろう。
「どうした?」
「えっ!?」
冬獅郎が声をかけてきた。
「べ、別に。何でもねえよ」
「?・・・そうか」
考え事をしているときに話しかけられるのは意外と驚くということを、俺は学んだ。←バカ
「ほら!井上たちからの見舞いだ!」
怪しまれてたので俺は早々に話しを変えた。
「ああ、すまな・・・」
「どうした?冬獅郎」
「・・・これはなんだ?」
「?」
井上たちからの見舞いを見た瞬間、冬獅郎は固まった。俺も覗いてみると、
「んな!!」
そこに入っていたものは・・・いろんな組み合わせの食い物(井上から)。服(石田)。なんか可愛いもの(チャド)、など。・・・正直、引く。
「・・・」
「・・・まぁ、とりあえず貰っとけ」
「・・・はぁ・・・」
これはさすがに同情する。
(がんばれ!冬獅郎!)
俺は心の中で応援した。
ダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!
「「ん?」」
いきなり聞こえてきたものすごい足音と共にやってきたのは・・・
「たいちょうーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」
十番隊副隊長松本乱菊だった。