★学園祭リク夢★
□好きです。
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(幸村精市×静)
いつもの帰り道、私は幸村先輩と帰るのが日課になっていた。
マネージャーの仕事は部員の練習に比べるとかなりハードだけど、
私はその仕事が好きだから苦じゃなくて。
じゃあ何に文句があるかって?
私が幸村先輩に伝えなきゃいけないことがあること。
合同学園祭の時に幸村先輩に告白されて凄くビックリしたし嬉しかった。
でもそのときは幸村先輩の事好きかまだ分からなかった。
それでも良いって言ってくれて…
学園祭が終わってからも、先輩は毎日家まで迎えに来てくれるしさりげなく荷物も持ってくれる。
一緒にお弁当も食べたりテスト前には図書館で勉強したり…
私の心は少しずつ幸村先輩で一杯になっていた。