05/26の日記

18:54
【学びの府】
---------------
昨日は四次面接受けてきました。

結果はまだ分かんないけども、ちょっと感動したので書いてみる。

この企業、私が就活のはじめから選考を受けている馴染みの深い企業だ。


きっかけは何となくだったけど、まぁ就活サイトに登録して説明会行った口だった。


そこは凄く小さなオフィスだった。

これを見て心の中で選考は無いと思ったんだけど、人事の人が気さくで業界や会社のことを正直に話してくれた。

社会だったら、あまり良いとは思わないのかも知れない。

でも、そんな印象が自分の中には残った。

自分のソースコードを提出し始めたのも、この企業からだった。

というより、ここの人事の人に「作成したプログラムを提出して良いですか?」というのを聞いたのが始まりなのだが(笑)

「あぁ、それなら企業に出す場合は紙で提出した方が良いですよ。情報管理が厳しいから、トラブルがあると双方が損をするからね」、と言っていた。

それを参考にしてソースコードは紙媒体とCDで提出し始めた。

この質問、その後いろいろな企業の人事の方にしたけれど、ここまで丁寧に教えてくれる人はいなかった。

というより、何十冊も本を読み、いいソースコードを書いても、大抵は学校の成績や資格が基準となるのでソースコードを提出しても選考時に捨てられているケースは100%近い確率で存在する。


ここまでで、さて冒頭の感動とは何ぞや、と思うだろう。


今回選考はその人事の人の計らいで、名古屋ではなく東京でやることになった。

これを遠方への配慮という優しさとみるか、選考を投げた=本社で落とすための意とみるかは、普通は前者だと思うだろう。


しかし、就活していると色々な人事の人をみて、後者の考えも捨てられなくなる。

なぜなら自分のやってきたことなんてカウントされずに、むしろ場合によって踏みにじられるような言動が飛んでくることだってあるのが就活だからだ。


そこは人対人で、採用に社会的責任が伴ってくるからであるけれども、大抵はそんな感じである。

そこから自分の考えや力や心の至らなさを学ぶ点に於て就活は有意義であるが、それ以外は心が荒み、お金がかかるから良くはない。


今回の選考も例の通り、捨てられていると思ってソースコードを持参して企業の選考にいった。


本社の人の印象は、名古屋の人事の方と同じく良い人たちだと感じた。



面接するなかで色々な回答をしていると、いよいよソースコードを提出する必要が出てきた。


これは、プログラムの書き方(タイプミス時にエラーが起きてもスルーされてしまう対策をとったコード法)、構造化(処理をしやすいようにデータを確保する方法)、そのほか高速化等のアルゴリズムが詰め込まれたプログラムである。


自分が考え、作るために多く読んで、また学び、そして作ってきたものの一つ、いわば自分の大学生活の塊がこれだった。


これを提出する際に言われたことに私はびっくりした。

「あぁ、名古屋の○○から頂いています。」



かなり感動した。これは反則である。本当にいい人だけれど、人が良すぎるのではないでしょうか。


ある意味、これで腹が決まった面があった。

第一志望だと言ってたところから不採用という連絡があったのは前日だったし、私がその会社の社長に見たものは違ったのだと悟った。

今回は、面接を担当した社長さんと人事の方、名古屋の人事の方とメール対応した方とすれ違った方達を見て、選考が通ったら、就活は終わることにした。

意外に色々な所をみているのだ。メールに関しても、本を読んできた結果から文章を読めばどんな心持ちであるか分かるので、そんな細かい所からも見ている。

最後に、社長さんから「社会人にとって必要な物は何ですか」と聞かれたとき、
「責任感、努力、情報収集力」だとザックリ答えたが、バイトへ向かう電車乗っているときにもう一個あるんじゃないかと思った。


感謝や報恩は、必要なことである。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ