おはなし2
□青春の314
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1ヶ月前、 両手いっぱいのチョコレートを抱えた俺のせいで。
君は恐るべきチョコ消費マシンに変身してしまったんだ。
あの娘の愛も。
あの娘の思いも。
全部全部、 君が食べてしまった。
ごめんね。
でもありがとう。
そのお返しといっちゃおかしいけど、何か君にお礼しようとおもって。
何がいいかな?
何が好きかな?
頭の中をぐるぐる回しているけど、ちっとも決まりそうにない。
まいったな…もうタイムオーバー目前だって?
次の314まで、 これは俺の宿題ね。
―おしまい―