080625*期待しちゃうから

目が合った。
呼吸が止まった。
心臓が跳ねた。
自分から目をそらすのは悔しいから嫌なのに、耐えられなかった。

静まれ、心臓。

お気に入りのガムを二粒口に放り込んで、深く息を吸い込んでは吐いた。
いつか絶対、アイツから目をそらすようにさせるんだ。

今のままだと、俺ばっかり好きみたいだから。





〇ブン太だけじゃないよ!

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