混ざり合う夢
□零崎神識の人間裁判
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古いアンティーク家具の並ぶ京都の屋敷
リビングらしきその部屋のソファーに一人の男・・・青年というよりも少年に近い子供が寝そべっていた。
先ほどから携帯電話がなり響き、眠っていたらしい少年はのっそりとその体を起こした。
「もぉしもーし?理人クンでーす。」
寝ぼけているらしくその瞳はまだとろんとしている。が、
『もしもし!?理人か?あたしだ潤だ』
眠気も人類最強の声によって一気にかき消された。
「潤ちゃん!?どうしたのさ」
『あのな、理人落ち着いて聞いてくれ。実は・・・』