Long
□DOOM4
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「桜チャン危ない!!」
直ぐに気づくも遅し
「っく!」
サタンの攻撃で右腕を損傷してしまう。腕からは多量の血が流れていた。
「桜チャンはもう下がってろ!」
「でも!」
「サタンは血に敏感だ。知ってるだろ!!これ以上増えたらやばいってばよ!」
「‥‥」
足手まといになってしまった。
私が身を潜めている間 ナルトは3体のサタンを処理して私の元に遣ってきた。
「‥ごめんナルト」
座っていた私にナルトは黙ってしゃがみ悲しそうにゆっくりこう言った。
「桜チャン、何思い悩んでるの?」
「‥別に悩んでなんか「悩んでる、サスケに関係する事で」
彼はどれだけ私をわかるのだろぅ。
全てお見通しだ。
彼の真剣な眼差しに一瞬見とれてしまう‥‥。隠しても無駄だと感じたためすぐに目を斜めにそらし打ち明けることにした。
「サスケ君に‥キスされた、それだけよ」
「なっ!!」
驚きを隠せない様子、こんな事言ってどぉなる!って感じだけど。
「‥‥」
「あいつぅ〜そんなことしやがって!それで逃げたのか!」
恥ずかしくなって居たたまれなくなった私はさっと立ち上がり歩きだした。
「さっ桜チャン!?話終わってないって!!それに止血しないと」
「‥大丈夫、明日落ち着いてから話すわ。怪我はこれくらい直ぐ治る」
振り返らずそう言って逃げるように瞬時に姿を消した。