Long

□DOOM1
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今、時を越えて一つの魂が甦る。





暗闇の中、俺は何処に居る?


「‥何だ?!」

太陽の様な光が入ってきた。目を凝らすが眩しくて相手が見えない。


「私は神、お前を生き返させる。」



!!!




「‥神よ.輪廻転生は無理なはずだ。」




「お前は特別な選ばれし魂。私の子を探し、苦難を乗り越え再び人となりなさい。」


「‥貴方の子?」


「さぁ行け!!」



急に突風が吹き俺は光に飲み込まれていった。













「そっちに行ったってばよ!!」

ここは真夜中の住宅街。

青年が少女に叫んだ。
又サタンが地獄から出て来のだ。

「ok」

彼女は剣を持ち構え待つ。

すると少女に強い風が一気に吹いた、それはサタンが現れる予兆。

彼女は目を瞑った、と次の瞬間目をかっと開き、剣を前へ突き壁に押しつけた。

そこには剣で心臓を刺されたサタンが奇怪な声を上げてもがいている。



「ナルト」

「わかってるって」


駆けつけた青年は何か呪文を唱え出し首につるしたロザリオをサタンに押し当てた。


すると奴は砂のようにサラサラになり何処かへ消えていってしまった。



「よし、終わった!!」


青年がう~んと伸びし肩を回した



「そうね」


少女が達成感に満ちた顔で頷いた。



そう この二人こそがサタンハンタ-。




金髪に透き通ったブル-アイ、活発で元気な青年は渦巻ナルト。17歳、高校2年生。

桜桃色の髪に翡翠の瞳、知能明晰抜群の少女は春野桜。上に同じ。




彼らは左腕に十字架のタトゥを入れ首には常にロザリオをつるして敵を感知し身を守る。

そして



この身が朽ちても世を守り抜くと誓った印。
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