04/09の日記

16:45
シュンとならずに躍ろう
---------------
●長かった冬眠から目覚めました。この間に地球はとても重大な自然災害に見舞われました。2月には南半球で、3月には北半球で大地震とは。さらに放射能渦が追い討ちをかけています。以来各種イベントは中止、縮小ないし延期など・・。「紀州おどるんや春祭り」は当初計画通り4月3日に開催されました。開会に先立ち会場周辺で数グループが救援金カンパ活動を行いました。私もその一人として参加し通行人に協力をお願いしました。知らん振りして素通りしていく若者たち、ポケットから取り出して入れてくれる人たち、手提げ袋の底からサイフを取り出して野口英世さんを入れてくれる人も。この人はご高齢者に多かったように感じました。また封筒に入れて硬貨を入れてくれる子どもたち。本当にありがとうございました。
●さて、会場に戻ったところでKさんが大きな声で肩を組んで円陣を作るように呼びかけました。円陣は見る見るうちに大きなものになっていきました。SさんがKさんにハンドマイクを手渡そうとしたところKさんは丁重に断りました。そして春祭り開催の是非について検討経過と結論を簡単明瞭に皆さんに訴えられました。その中で私の印象に残ったのは「みなさん、空を見上げてください。この空は東日本、東北へとつながっているのです。被災地に思いを馳せて元気に躍りましょう」というものでした。Kさんの言葉には熱意がありその迫力にはハンドマイクは不要でした。私はKさんの言葉で励まされ、開催されてよかったと思いました。中止や延期、縮小されたイベントもあるやに聞いています。それぞれの団体、主催者は熟慮に熟慮を重ねた挙句に苦渋の選択をされたものだと思います。それはそれで次の機会にはもっともっと大きく、盛大に開催されることを期待したいと思います。“被災地にとどけ この熱意”

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ