09/02の日記

19:07
原宿表参道元気祭スーパーよさこい2008×GTF <その2>
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★前回は原宿スーパーよさこいの概況を書いた。今回はその感想を披露したい。
(1)1チームの人数が多い。踊り子40〜80人、フラフに2〜5人、鳴子方2〜3人。鳴子方とはパレードの最後尾について万一鳴子を落としたりした場合の拾い役、貴重品の預かり役など総務役を務める。何せ人数が多いから貴重品なんかもどっさりあるのだろう。4輪のカート2台位押している。
(2)振りが揃っている。ステージ、パレードとも。たて・横ともにだ。表参道は道路にラインがあるとは言え列からはみでていないし歩幅がいっしょである。NHK前欅通りは少しカーブした遊歩道でセンターラインはない。ここでも列は揃っている。原宿口パレード、ここは80メートルくらいで1曲の演舞。私が見ているとき1チームがどうやら辞退したのか次のチームがスタンバイしているのにスタートしない。そのとき「ここで少し休憩します」とのアナウンスが流れた。この頃小雨がしょぼしょぼしていたのに。和歌山だったら「次のチーム、早く早く」とせかされるところだがいきな計らいだと思った。
(3)みんな笑顔だ。自信を持って踊っているように見えた。どのチームも満面笑顔。もっとも男性はそんなに笑顔ではないが。しんどそうな顔は一人もいない。さすが旗士はしんどそうだが交代要員が付いている。
(4)ほとんどが足袋だが靴のチームも数チーム見かけた。
(5)個人賞はチームに数人程度もらっていた。しかし誰も彼も遜色のない踊りだ。審査員は高知市の升形の半被を着た人だった。個人賞のメダルを胸にかけて踊るのは気分がいい。私も去年けやき大通りパレードでもらったし、泉州ゑえじゃないか祭りでももらった。和歌山でももっと出せばいいのにと思う。
(6)あるチームに目の不自由な少女が正装で踊っていた。もちろん介助者が付いていた。本人やその家族、介助者の献身的な姿、受け入れるチームメンバーの一体感。あの姿には感動した。
(7)地方車はあまり豪華ではない。すべて実行委員会仕立てで自前のものはない。立体感はなく装飾もしていない。ただベニヤ板の箱にスポンサー名を書いただけの感じ。さすが東京、スポンサーは有名企業ばかり。ちなみにHONDA、ALSOK、LOTTE、Amway、新日本石油、大手ゼネコンetc.と続く。和歌山の地方車を見ると東京人といえどもびっくりするだろう。
<余話−1>会場からの帰り道、帯町筋のメンバーに出会った。「あんたらどこで練習するの?」とたずねると『体育館とか商店街のアーケードの中でとか』。和歌山市内で言えばぶらくり丁のアーケードか。だが帯町筋のアーケードは天井が高く、道幅も広いからできるのだろうと思うと同時に商店街上げてバックアップしているのだと思う。
<余話−2>また「今夜も泊まるのか」と聞くと『今日中に飛行機で帰ります』と。泊まるより飛行機代のほうが安いだろうが、バックに大きなものがあるのではないかと想像した。
<余話−3>私の兄を見物に連れて行った。『ホン近くにこんな楽しい祭りがあったとは知らなかった。何回もよさこい節を聞いたので、散歩(彼の散歩時間、距離は並外れ)の途中でも♪トサーノー コーチノー・・♪とつい口に出るんや。よさこいで元気もらったよ』と翌日メールが届いた。
≪最後に≫私がよさこい縁紀゛に出会って5年たった。「正調よさこい鳴子踊り」を出発して、yukariさん、momoyaさん、sadanariさんらが作り上げてくれた振り・楽曲・唄いなどなど、本番までに完成させようとがんばるが不完全燃焼の感が残る。チームが揃って練習を積み上げ完成度の高いものにしないとこの方たちに申し訳なく、もったいない気がしてならない。縁紀゛は“ おどるんや"のどのチームと比べても振り・楽曲・唄いともにどこにも負けない一番のチームだと今も強く思っている。

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