08/19の日記

17:22
フラフが振れるまで
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★今年の新企画として「フラフ・大旗大集合」とか「フラフ・大旗大行進」なるものが登場した。縁紀゛が持っているものは本場から言わせればフラフとは言わず『大旗』の類になるそうだ(ただし、ここではフラフと言わせてもらおう)。理由はどうでもええ、とにかく振り回して踊り子の士気を高めるのがとりあえずの目標なのだから。
★今年もまだ寒い頃、あーちゃんからフラフの原稿を渡された。息子がやっている広告・美術看板業の有限会社プライムアドに依頼したら「このままだと横に細長ーい形になってしまうので書体はそのままで文字の位置を変えた」と素原稿を示され、早速あーちゃんに見てもらった。「これでええわ、COG」とその場でGOサインが出た。一気にプリントしてもらい泉南市のテント屋さんに縫製を依頼した。2、3日すると届けてくれた。3m×4mだから縫い合わせが必要で文字と文字のつなぎ目・地色のグラデーションのつなぎ目は「ばっちり合致した」とテント屋さん。全体を見ようとしても広げられる場所がない。練習会場へ持ち込んで壁に張ってみた。なかなかのもんや。チルドレンがいっせいにその前に集合して記念写真となった。彼らにとってみれば眩かったのだろう。このときの写真が実は我が縁紀゛HPのTOPページを飾ることに相成った次第。
★次は「竿」の段取りだ。すぐ頭に浮かぶのはアルミポールだが旗屋で聞けばこの大きさだとウン万円するという。これでは無理。次の手は魚釣りのタモ竿を探した。知り合いなど3人に頼んだら何とか手に入った。最長で6.5m位、次に5.4m位のを2本ゲット。もらってきたら魚のエサのにおいがプンプン。水洗いするしかテはない。黒のラッカーを3回吹き付けて一応は仕上がり。本場ではアルミポールは禁止だとか。タモ竿でホッ。
★今度は振り手『旗師』は誰に。メンバー姫さんの御曹司「王子」クンが引き受けてくれることになった。本番が間近くなった7月下旬、紀ノ川河川敷でフラフの講習会が行われた。何せ王子クンは始めてのこと、実行委員会から特別講習をしてくれた。特に「安全第一」にと。踊り子、観客にケガさせるとか、器物損壊などがあると自チームだけでなく祭り全体でフラフを振れなくなると説明してくれていた。この日の講習は夕方4時からだったが終わったのは7時半をたっぷり過ぎていた。近くのパチンコ店駐車場の明かりが頼りだった。彼女がぴったりくっついていた。

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