灰男/book*

ハニーエール
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【ハニーエール】
(※現代パロ/夫婦設定で)




朝ごはんを妻より先に食べ終わり。神田ユウは、自室に戻って会社へ行くための支度を始めた。

一方、彼の妻であり幼なじみでもある…リナリーは、朝食を食べ終わって無いにも関わらず席をたち、台所へと向かった。

台所に着いたリナリーは早速、食器棚からとびっきり大きなサイズのお弁当箱を取り出した。
そして、先ほど作っておいたおかずや炊きたての白米を、箱の中いっぱいに入れていった。

「リナリー」

玄関から自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。
今行くわ、と彼に聞こえるぐらいの声で返事をして。
リナリーはお弁当箱を持って玄関へと向かった。



「はいこれ。今日はお仕事、いつ頃終わるの?」
「八時は過ぎるかもな…。先に夕飯食べててくれ。」
「大丈夫。それくらい待てるわ」
「……そうか」

黒いスーツを着ている彼にお弁当箱を渡し。彼がちゃんと鞄に入れたことを自分の目で確認する。

「それじゃ、お仕事頑張ってね」
「ああ」

彼女はつま先立ちをして、彼は少しだけしゃがんで。
二人は軽い口づけをした。

「行ってくる」
「行ってらっしゃい!」


さあ、今日も一日が始まる。


end.





朝からラブラブしてればいいさ(^q^)←

夢琉ちゃん、はっぴーばーすでー!生まれてきてくれた事に感謝(;ω;)

誕生日と全く関係のないお話ですが、良ければ貰ってやって下さい。


(2009,03,15)



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